100均でアイテム選び!
約2年間ほど特にケアもせず(一度だけ防水スプレーをかけた)履き倒してきたスニーカーがずいぶんくたびれて汚れてきました。雨の日は中に水が入ってきてしまうようになったので致命的なんですが、汚れ落としもソール部分の修繕もとりあえずできるところまでやってみようと思います。ダメだったら大人しく買い替えようと思います!
ちなみにこのスニーカーは adidas SLEEK/アディダス スリーク DB3258 です。新品のときの白さはこんな感じです。
調べてみると靴のクリーニング用のキットもいろいろあるようですが結構お高いものが多い…なんかすごく良い成分が使われているのかもしれませんが、高額のものが多い印象でした。お洒落なパッケージのものもあって買ってしまいそうになりますが、安く済ませたいので100均で汚れの落ちそうなものを見繕って試してみることにします!
私が100均で購入したものは3点になります。除光液・コールドクリーム・メラミンスポンジです。はじめはクレンジングオイルを購入する予定でしたが200円のものしか置いておらずタイトルに忠実にしたかったので(ケチなだけ)似た成分と思われるメイク落とし用のコールドクリームにしました。
コールドクリームを選んだのは、いくら合成皮革とはいえ生地を傷めなさそうだという理由です。後の2つは逆に汚れが落ちの強そうなものを選びました。
左から除光液、コールドクリーム、メラミンスポンジ
頑固な汚れには除光液が最強でした
結果から言うと除光液の汚れ落ちが1番強かったです。
除光液
合皮部分もソール部分の汚れも簡単に取ることができます。除光液使用後は少し乾燥したような質感になりますが、その後濡れタオルで何度か拭き取り乾かすともともとの質感に戻ります。今のところ生地が変色したり、ひどく傷んだりはしていません。
本革製品は除光液を使うと生地が傷むという情報はネット上で見つけましたが、除光液が合成皮革にどう影響するのかは見つけることができませんでしたが気になる方は使わない方が良いかもしれません。
今回はコールドクリームも併用しましたが、一足きれいにするのに150ml入りの除光液の三分の一ほど使いました。
いちど拭きだと汚れが残りますが、よっぽどの汚れでない限り二度拭きでほぼ汚れは落ちると思います。
コールドクリーム
コールドクリームですが、こちらもなかなかの汚れ落ちでした、ですがクリームをなじませながら何度も拭くので除光液より時間がかかりました。側面やかかと辺りは問題なく落ちましたが、靴紐を通す部分の1番ひどい汚れは落とすことができませんでした。ソール部分の汚れは残念ながら全く落ちませんでした。使用後の質感は油分で少しテカるくらいの感じです。水拭きすればもとの質感に戻ります。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジで汚れが落ちる原理が研磨剤と同じで汚れを削り取っているそうです。汚れ以外の場所も削ってしまうので、他2つに効果がなければ最後の手段的に使おうと思っていましたが除光液とコールドクリームでほぼ汚れが落ちてしまいました。少し残っている汚れで試してみましたが合皮部分もソール部分も汚れは落ちませんでした。合皮部分は細かいしわになっており、しわ部分に汚れが溜まっているため汚れを落とすことができなかったようです。ソール部分はいけるかと思ったのですが予想に反して全然落ちませんでした。
靴ひもは手洗いとオキシ漬け
補足情報ですが、靴ひもは粉洗剤で手洗いした後、オキシクリーンで漬け置き、その後漂白剤で漬け置きしました。靴ひもも穴を通してたところの汚れがひどく完全に白くはなりませんでしたがほぼきれいになりました。
靴ひもを洗剤で漬け置きした時にふと思ったのですが、塩素系洗剤と酸性洗剤は混ぜると有毒ガスが発生するため混ぜるな危険の表示がありますがオキシクリーンと漂白剤が混ざっても大丈夫なのか気になって調べて見ました。
オキシクリーンと漂白剤が混ざると漂白成分が分解されて効果がなくなってしまうそうです。無毒ですが酸素ガスが発生するので混ぜない方が良いみたいですね。
オキシクリーンと中性洗剤を混ぜるのは問題ないそうですが特に効果が強まるようなこともないようです。
まとめ
100均アイテムで気軽にお安くスニーカーをきれいにすることができました。さっと拭くだけできれいになるのでまた汚れてもきれいな状態をキープできそうです。本来の使い方ではないので、気になる方や高価な靴には使用しない方がよいかもしれません。買い替えようか迷っている人は目立たない部分で試してみるといいと思います。