なんでわざわざ豆乳??
発酵機を買ったのでいろいろなヨーグルトを手作りしています。今回は豆乳でカスピ海ヨーグルトをつくってみました！なぜ豆乳でカスピ海ヨーグルトかというとある耳よりな情報を知ったからでした。その情報というのが、大豆イソフラボンから腸内細菌によって産生されるエクオール(女性ホルモンに似たはたらきがあるそうです)という物質があるのですがカスピ海ヨーグルトに含まれるオリゴ糖(ラクトビオン酸)がエクオールの産生効率をアップさせる効果があるということを知ったからでした。
エクオール産生を促進するラクトビオン酸
ラクトビオン酸は、長寿が多いことで知られるコーカサス地方（カスピ海と黒海に挟まれたコーカサス山脈とその周辺地域）のカスピ海ヨーグルトに多く含まれる、オリゴ糖の一種です。
このエクオールは誰でも腸内でつくることができるわけではなく、日本人だと2人に1人がエクオールをつくることができるそうです。遺伝子検査で自分がエクオールをつくれるのか調べることもできるみたいですね。
エクオールのサプリメントにもサポート成分としてラクトビオン酸が配合されているものもありました。なので豆乳でカスピ海ヨーグルトをつくればエクオールをいい感じで摂取できるor自分の腸内でエクオール産生できるようになるかも…と安易に考えてつくってみることにしました。
ちゃんとヨーグルトになるのか!?
私が使っているのが山善さんの発酵美人という発酵機です。外箱に発酵美人とでかでか書かれており文字が丸見えで自宅に届いて少し恥ずかしかったですが2種類(1L入る大きいものと150ml小分けのボトル4つ)の発酵用の容器が付属されていて便利に使っています。私は今のところヨーグルトと甘酒しか作ったことがありませんがみそや納豆、サラダチキンなどもつくれるようです。
普通にスーパーで売っている無調整豆乳とカスピ海ヨーグルトを購入。
ですがカスピ海ヨーグルトの注意書きに種菌として使うのはおすすめしないとあったのでつくる際は自己責任ということで…うまくいくかわかりませんが、ダメだったらカスピ海ヨーグルト入りの豆乳として飲むことを覚悟し、とりあえずつくってみることに。
一応ヨーグルトっぽい見た目になっている!!
完成品はカスピ海ヨーグルト独特のねばりが全然なく失敗かなと思いましたが固まってはいたので一応ヨーグルトにはなっていました。味は他のヨーグルトでつくったときより酸味が強い印象でした。今度はフジッコさんから販売されているカスピ海ヨーグルトの種菌を使ってつくってみようと思います！
実際エクオールが摂取できているのか腸内で産生できているのかはわかりませんが、まあおいしいのでぼちぼち継続して食べてみようと思います。何か体調に変化があったら追記しようと思います！
種菌でもつくってみた
スーパーでカスピ海ヨーグルトの種菌を購入しました。価格は700円ほどでした。
以前つくったときはヨーグルトメーカーに付属のレシピ本を参考に40℃、8時間でつくったのですが種菌の箱のうらにある説明では20～30℃とあったので設定できる最低温度の25℃、24時間にセットしてつくりました。
今度こそカスピ海ヨーグルトらしいねばりがでるか！と期待しましたが、残念ながらねばりはでませんでした…
硬さは寒天で固めてあるヨーグルトのようか感じで、市販のカスピ海ヨーグルトを種菌にしてつくったときと味も硬さも変わりないという感想でした。